アーテック自考力キッズの口コミ評判・料金は？ブロック教材や注意点を解説します！

「アーテック自考力キッズの口コミが気になる」

「料金は高い？教材費や月謝を知りたい」

「ブロック教材って本当に効果あるの？」

自考力キッズは気になるけど、内容や費用、評判が分からず不安という人は多いもの。
アーテック自考力キッズは、パズル・ロボット・プログラミングの3分野を通じて、自分で考える力を無理なく楽しく育てる低学年向けの教室です。（年長から推奨）

アーテック自考力キッズとは？対象年齢や基本情報を紹介

自考力キッズは、アーテック社が提供する子ども向けプログラミング＆思考力育成教室です。
パズル・ロボット・プログラミングという3つの教材を使って、楽しみながら「自分で考える力」を育てるのが特徴です。

アーテック自考力キッズの対象年齢と概要

アーテック自考力キッズは、**年長〜小学校低学年（5歳〜8歳程度）**を対象にしたカリキュラムです。
小学校で始まるプログラミング教育の土台づくりとして、年長・小1から始める子も多く見られます。

アーテック自考力キッズには、このような特徴があります。

• 全108のカリキュラムでパズル、ロボット、プログラミングを横断的に学習
• 週1回、60分程度の授業
• 教材はブロックやPCを使用（教室によって端末貸出あり）

また、受講生の多くが「エジソンアカデミー（小3〜）」という上位コースに進んでおり、小学校低学年での導入教育としての役割も果たしています。
ただ、自考力キッズとエジソンアカデミーが同じ教室にない場合もありますのでそのまま移行したい場合は事前に確認が必要です。

---

運営会社とブランドの信頼性

アーテック自考力キッズは、株式会社アーテック（大阪府八尾市）によって開発されています。
アーテック社は、1960年から創業する老舗の学校教材の総合メーカーで、全国で多くの幼稚園・保育園・小学校・中学校・高校でアーテックの商品が使用されています。
「アーテックロボ」や、「アーテックブロック」など、教育玩具の製造・販売にも力を入れています。

ブロック型のプログラミングロボット教材は、短時間で自由に組み立てられ、子どもたちの独創性を活かせるという点が従来のロボット教材にはなかったと評価を受け、2018年の経済産業省ものづくり日本対象特別賞を受賞しています。

自考力キッズの他にも、「エジソンアカデミー」、「もののしくみ研究所」など、小学生を対象とするプログラミング教育サービスを展開しています。

教室の所在地・対応地域

アーテック自考力キッズは、全国に多数のフランチャイズ教室があります。
2024年時点では、47都道府県すべてに展開実績があり、都市部だけでなく地方にも対応している点が特徴です。

具体的な地域例：

• 東京（江東区、品川区、八王子市など）
• 大阪（吹田市、堺市、守口市など）
• 愛知（名古屋市、豊田市）
• 福岡（福岡市、久留米市）
• 北海道（札幌市）
• 沖縄県（那覇市、うるま市）

各教室の名称や運営スタイルは異なり、学習塾・習い事教室・学童などの中で実施されているケースもあります。

教室検索は公式サイトから郵便番号で可能なので、近くの教室をすぐに調べられます

アーテック自考力キッズの料金は？月謝や教材費を詳しく解説

アーテック自考力キッズの料金は、教室ごとに異なります。
公式サイトには具体的な金額の記載がないため、ここでは、実際の教室情報や一般的な相場をもとに、料金の目安や注意点をわかりやすく紹介します。

---

入会金・教材費・月謝の相場

自考力キッズの料金はフランチャイズ教室ごとに設定されていますが、多くの教室で以下のような金額帯になっています。

一般的な料金の目安（教室サイト調査による）

項目	金額（目安）
入会金	約5,000～11,000円
教材費（年間）	約33,000円（1年間分の教材一括購入）
月謝	11,000円／月（週1回・月4回）

※上記は複数の教室（東京・大阪・福岡など）の情報をもとにした目安です。

教材費の内訳について

• 初年度に購入する教材は、ブロック教材やロボットパーツ、プログラミングボードなどを含むキット一式
• 教材は原則として買い切り式で、2年目以降も継続して使える
• 教材代は一括支払いが基本。分割対応は教室により異なる

途中退会時の注意点

アーテック自考力キッズは、基本的に年間カリキュラム制です。
そのため、途中退会や転居などの場合には、以下の点に注意が必要です。

• 教材費は原則返金不可
• 教室によっては退会に際し、1か月前の申請が必要
• 振替授業の対応も教室によって異なる

また、年間教材を一括購入するため、「数か月でやめると割高に感じる」との口コミもあります。

アーテック自考力キッズの学習内容は？ブロック・ロボット・プログラミングの3要素を解説

アーテック自考力キッズは、小学校低学年向けに設計された「思考力育成プログラム」です。
特徴的なのは、ブロック・ロボット・プログラミングの3分野を組み合わせた独自のカリキュラムです。
楽しみながら論理的思考力や創造力を伸ばす内容になっています。

---

ブロックで空間認識力・創造力を養う

自考力キッズでは、まずブロック遊びを通じて空間認識力を育てます。
この工程は、幼児や小学校低学年にとって非常に重要な「手で考える」プロセスです。

• 使用するのはアーテック社オリジナルの「アーテックブロック」
• パーツは立体構造の理解を助けるため、上下左右自由に接続可能
• テキストに従って作品を組み立てながら、図形・構造の仕組みを学ぶ

ブロック教材は「作って終わり」ではなく、「なぜその形になるか」を言語化する時間もあります。
子どもたちは自然と観察力や説明力を身につけていきます。

---

ロボット制御で問題解決力を伸ばす

次のステップでは、センサーやモーターを使ったロボット製作に取り組みます。

• 付属のギア・タイヤ・センサーなどを組み込んで自走ロボットを作る
• ロボットの組立て後、目標に対してどう動かすかを子ども自身で考える
• 問題に直面したとき、試行錯誤を重ねる経験ができる

このプロセスは、自然とPDCA（計画・実行・評価・改善）サイクルの思考を体得する力につながります。
「失敗を繰り返しながら目的を達成する」工程が重要視されています。

---

Scratchベースのプログラミングで論理的思考力を育成

最後に、子ども向けビジュアルプログラミング「Scratch（スクラッチ）」の基礎を学びます。

• ブロックを並べるように命令を組み合わせてロボットを制御
• 例：「前に進む」「音を鳴らす」「障害物を避ける」など
• 自分の思考を具体的な動作として表現できる

最初は与えられた課題をこなす形ですが、徐々に自由なプログラムを作成できるようになります。
「考える→作る→試す→直す」という体験を積み重ねることで、自信と論理性が育ちます。

※スクラッチは、多くの小学校のプログラミング授業でも用いられる子供むけのプログラミング言語で、難しいコードを書くようなことはせず、色のついたブロックを移動・組み合わせるなどして視覚的に操作のしやすい作りとなっています。

カリキュラムは12か月で完結、ステップアップも可能

自考力キッズのカリキュラムは、基本的に12か月で完結する構成です。
全108個のカリキュラムが用意されており、子どもが段階的に力をつけていけるように設計されています。

各月には「ブロック」「ロボット」「プログラミング」の3要素がバランスよく組み込まれており、週ごとにテーマが異なります。

1か月の進行イメージ（例）：

• 第1週：ブロックで造形に挑戦
• 第2週：ロボットの組み立てと実験
• 第3週：プログラミングでロボット制御
• 第4週：これまでの内容の応用・発表

108のカリキュラムは「思考力」「判断力」「表現力」の育成を軸に構成されており、単に知識を詰め込むのではなく、自分で考えて試すことが中心となります。

また、修了後はアーテックの上位講座「エジソンアカデミー」へのステップアップが可能です。
より高度なロボット制御やプログラミングを学びたい子どもにとって、自然な学習の継続ルートが用意されています。

アーテック自考力キッズの対応地域は？全国の教室展開と探し方

アーテック自考力キッズは、全国各地の学習塾やカルチャースクールで受講できるプログラムです。
地域によって教室数には差がありますが、全国規模で広く展開しているのが特徴です。
お住まいの近くに教室があるかどうか、また通いやすい場所かを確認することが重要です。

---

全国の教室展開状況

アーテック自考力キッズの教室は、全国に約500教室以上あります。
大都市圏はもちろん、地方都市や郊外の学習塾でも取り扱っているケースが多いです。

• 東京・大阪・名古屋・福岡など大都市圏は教室が多い
• 地方でも市町村単位で教室が存在
• 公立学校の放課後教室や地域のカルチャースクールでの導入もある

多くの教室は学習塾や子ども向けカルチャースクール内に併設されており、他の習い事と併用しやすいのもメリットです。

---

教室の探し方と入会方法

公式サイトには「教室検索ページ」があり、郵便番号や都道府県から近くの教室を簡単に探せます。
気になる教室が見つかったら、無料体験会や説明会に参加するのがおすすめです。

• 公式サイトの教室検索を利用する
• 直接教室に電話やメールで問い合わせる
• 体験会や説明会で講師や教材を確認できる

---

通信教材としての対応は限定的

現在のところ、アーテック自考力キッズは基本的に対面教室での受講が主流です。
オンラインや通信講座としての対応は一部教室で実施されていますが、まだ全国的に普及しているわけではありません。

コロナ禍以降、オンライン対応が増えてきてはいますが、ロボットやブロック教材を扱う特性上、教室で直接指導を受けるメリットは大きいとされています。

アーテック自考力キッズの口コミ評判【実際の声】

アーテック自考力キッズの良い口コミ・評判

子どもが夢中になって学べるという声が多くあります。
ブロックやロボットなどの体験型教材が、自然と集中力や学習意欲を引き出してくれるようです。

「答えを教えるのではなく、自分で気づけるよう促す指導」が良かったという保護者の声もあります。
思考力や探究心を育む方針が高く評価されています。

年中〜小学低学年の子どもでも扱いやすいブロックやカリキュラムが好評です。
遊び感覚で取り組める工夫が多く、未就学児でも抵抗なく学び始められます。

アーテック自考力キッズのイマイチな口コミ・評判

フランチャイズ形式のため、教室ごとに指導方法や雰囲気・講師の質に差があるという声が見受けられます。
入会前に体験授業を受けることで、不安を減らせるかもしれません。

---

口コミの総評（300〜400字）

アーテック自考力キッズの口コミには、教材の魅力や指導スタイルを評価する声が多く見られました。
特に、「子どもが楽しんで集中できる」「自ら考える力が育つ」「低年齢でも安心して取り組める」といった点が保護者から高く支持されています。

一方で、フランチャイズ展開のため教室ごとに対応にばらつきがあることや、初期費用の高さを指摘する声もありました。
これらの点を踏まえると、入会前には体験授業への参加や、各教室の雰囲気・料金の事前確認がとても重要です。

全体としては、幼児〜小学生に向けた思考力育成に効果的な教材とプログラムであるといえるでしょう。

アーテック自考力キッズをおすすめできる人・できない人

アーテック自考力キッズは、ロボットやブロック教材を使って楽しみながら論理的思考を育むプログラムです。ただし、すべての子どもに最適というわけではありません。ここでは、どのような家庭に向いているか、反対に他の教材を検討した方がよいケースについて解説します。

アーテック自考力キッズがおすすめな人の特徴

アーテック自考力キッズは、以下のような子どもや保護者にとって特におすすめです。

• 楽しみながら学ぶスタイルが合う子ども
  　パズルやロボットなど、手を動かしながら学べる教材に興味を示す子にぴったりです。知識の詰め込みではなく、遊び感覚で思考力を高めたい家庭に向いています。
  
• 考える習慣を幼少期から身につけさせたい家庭
  　「答えをすぐに教えない」「試行錯誤を大切にする」といった指導方針が特徴のため、自ら考える力を育てたい方に適しています。
  
• パズルやブロックが好きな幼児〜低学年の子ども
  　対象年齢は年長〜小学校低学年。ブロック遊びや空間認識が得意な子どもに向いており、学習の入口として無理なく取り組めます。
  
• 将来的にプログラミング学習へつなげたい保護者
  　後続の「エジソンアカデミー」など中学年以降のプログラミングコースへのステップアップがしやすく、長期的な学びにもつながります。

向いていない人・他教材を検討した方がいいケース

一方で、アーテック自考力キッズがあまり合わないと考えられるケースもあります。

• 受験や基礎学力の強化を最優先したい家庭
  　自考力キッズは「思考力」「創造力」の育成がメインで、国語や算数などの学力向上が目的ではありません。受験対策には適していないため、学習塾や通信教育と併用する必要があります。
  
• 費用を最小限に抑えたい家庭
  　教室によって異なりますが、入会金・教材費・ロボット代などがかかる場合があり、月謝だけで考えると割高に感じることも。無料・低価格の教材を重視する方は他の選択肢が合うかもしれません。
  
• オンライン完結型を探している人
  　自考力キッズは基本的に対面教室型です。送迎が難しい家庭や、完全オンラインで完結したい場合は、他の通信教材（ワンダーボックスやZ会プログラミングなど）の方が便利です。

---

アーテック自考力キッズの注意点やデメリットとは？

アーテック自考力キッズは、プログラミング・パズル・ロボットの3つを軸にしたユニークな教材で注目されていますが、受講前に押さえておきたい注意点やデメリットも存在します。

カリキュラムの自由度と教室品質のばらつき

アーテック自考力キッズは、フランチャイズ形式で全国展開されているため、教室ごとに指導スタイルや進行スピードが異なります。

この運営スタイルには柔軟性がある一方で、以下のようなばらつきも報告されています。

• 講師によって教え方や対応の丁寧さに差がある
• 授業の雰囲気が地域や講師によって大きく異なる
• 同じ教材でも進め方が統一されていないことがある

そのため、体験授業を通じてお子さんに合う教室かどうかを事前に見極めることが重要です。

長期継続が前提となる点に注意

自考力キッズのカリキュラムは、1年または2年のステップ制で構成されており、短期間での成果は見えにくい設計です。

• カリキュラムはスモールステップ式でじっくり育てる形式
• 途中で辞めてしまうと、学びの成果が中途半端になる恐れがある
• ステップアップには翌年度の教材購入が必要な場合もある

子どもに合っているか早めに見極め、続けられるかどうか家族で話し合ってから始めるとよいでしょう。

料金が教室によって異なる点に注意

公式サイトには目安の料金（月額11,000円・税込）が掲載されていますが、実際の月謝や教材費は教室によって異なる場合もあります。

受講費用に関しては、必ず事前に体験申込時や説明会で詳細を確認しましょう。特に初期費用の確認は忘れずに行ってください。

【まとめ】アーテック自考力キッズは考える力を育てたい子に最適！

アーテック自考力キッズは、パズル・ロボット・プログラミングの3分野を組み合わせた独自のカリキュラムが魅力です。単に知識を詰め込むのではなく、「自分で考え、試行錯誤する力」を伸ばせる設計になっています。

実際の口コミでも「集中して取り組める」「指導が一方的でなく、子どもに考えさせる」「教材が低年齢向けにもやさしい」といった声が多く見られました。一方で、「教室によって質に差がある」「教材費が高めに感じる」という注意点も存在します。

どんな習いごとにも向き不向きはありますが、「考える力」「論理的思考力」を育てたいと考える保護者にとって、自考力キッズは非常に有力な選択肢です。

STEAM教育って？｜アーテック自考力キッズ

この５つの領域を横断的に学ぶものがSTEAM教育ですが、子どもたちにどんな効果が期待できるのでしょうか。

今後ますます発展するAI社会ですが、20年後には職業の半分がロボットに奪われてしまうとも言われていて、これまでのように知識を詰め込み、暗記をしてテストの点数を取ることだけでは豊かに生きてはいけないというのが何となく想像がつきますよね。

STEAM教育では、「課題を自ら見つけ解決する力」が必要とされ、「知る」だけでなく、「活用」したり「創る」ことが重要視されます。

問題解決に必要な情報を選んで・拾って・整理し（情報活用能力）、さらには解決策を形にするための論理的思力、創造力、表現力が必要と言われています。

また、STEAM教育は、子どもの「楽しい」という気持ちをベースに進めていくと上手くいき、モチベーションや集中力もアップにも繋がるんですよ。

興味のないものを自ら調べたり作ろうとは思わないですもんね…。

教室選びに迷われている方は、子どもプログラミング教室10社以上を比較した記事や、安くておすすめの教室3選を紹介した記事もありますので参考にしてみて下さいね。
女の子に特化したオンラインプログラミング教室の紹介記事も人気です。