『シンクシンク(THINK!THINK!)』は、算数の偏差値アップも実証されている思考力アプリですが、
同じ会社のワンダーラボ(旧花まるラボ)が2020年4月からサービスを開始している『ワンダーボックス(Wonder box)』はご存知でしょうか?
シンクシンクはとても良く出来たアプリで気に入っているんだけど、ワンダーボックスは何が違うの?
うちはワンダーボックスを受講しているけど、シンクシンクとは違うところがたくさんあったよ!詳しく説明していくね!
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ワンダーボックスとシンクシンクの違いは?料金・対象年齢も解説!
ワンダーボックスとシンクシンク/教材の違い
ワンダーボックスとシンクシンクの大きな違いは教材内容と学習領域です。
教材内容 | 学べる領域 | |
シンクシンク | アプリのみ | 数学的思考力 |
ワンダーボックス (STEAM教材) | アプリ ワーク問題 知育キット | 数学的思考力 プログラミング アート サイエンス(科学) テクノロジー(技術) エンジニアリング(工学) |
ワンダーボックスはSTEAM教育なので、様々な分野を横断的に学習していくもの。シンクシンクと比べ学ぶ領域が広いのが特徴です!
シンクシンクとは全く別の物と考えた方が良いの?
実は、ワンダーボックスのコンテンツにシンクシンクの問題が入っているの!
その他の分野(数学以外)も学べるんです。
それぞれの料金システムを表で比較!
シンクシンク | ワンダーボックス | |
料金 | 月額「無料・300円・980円」 の3コースから選択可。 | 月額3,700円〜 きょうだいは1人追加ごとに1,850円/月 (学年が上がっても値段は定額) |
教材 内容 | アプリ機能のみ。 | アプリ(シンクシンクの問題も含む) +知育キット・ワーク |
1日の 使用回数 | ・無料コース 1日1回 ・スタンダードコース 1日3回 ・プレミアムコース 1日3回または週21回 | 回数制限なし |
ワンダーボックスとシンクシンク、どちらも対象年齢は4歳〜10歳です。
シンクシンクの料金詳細
無料コース
- 1日1回まで利用可能
- 基本的な学習機能を体験できる
スタンダードコース(月額300円)
- 1日3回まで利用可能
- より多くの教材にアクセス可能
プレミアムコース(月額980円)
- 1日3回または週21回まで利用可能
- 全ての教材にアクセス可能
シンクシンクはコースにより、料金や使用回数が異なります。物足りなく感じる場合は制限のないワンダーボックスがおすすめです。
ワンダーボックスの料金詳細
ワンダーボックスは支払い期間によって月額料金が変動する仕組みを採用しています。
・12ヶ月一括払いで3,700円/月(税込み)
・6ヶ月一括払いで4,000円/月(税込み)
・月々払いで4,200円/月(税込み)
長期契約ほどお得ですが、途中で解約する場合も、きちんと返金制度があるので安心です。
ワンダーボックスをきょうだい受講した場合、1人追加ごとに1,850円/月(税込み)だから
2人目からは半額くらいになるのね!
ワンダーボックスの時間制限機能
ワンダーボックスは、使用回数に制限はありません。ただ、時間は保護者側が1分単位で設定可能です。1日の利用時間が1人ごとに細かく設定できるので、使いすぎもふせげ、無理のない範囲で楽しめますよ。
“〇〇分使ったら、〇分休憩”というように、一定時間で休憩に入るような設定もできます。
こどもたちは夢中でいつまでも出来てしまいますが、タブレット漬けにしないためにもこの機能は有り難いですね。
もっとやりたくても、「今日はおしまい!」の画面表示がされると、こどもたちも諦めがつくようで、比較的スムーズに終われます。
さらに詳しく!ワンダーボックスとシンクシンクの教材内容と知育効果は?
シンクシンクの教材内容と知育効果は?
シンクシンクは、アプリのみで学ぶ通信教材で、忙しい日常の中でもスキマ時間を活用して思考力を伸ばせる点が魅力です。世界150カ国に広がる120万以上のユーザーを持つ、まさにグローバルに愛される大人気の知育アプリといえるでしょう。
この教材の大きな特徴は、算数に特化している点です。単なる学習教材にとどまらず、実証実験によりIQや偏差値の向上に効果があることが証明されています。そのため、家庭での使用だけでなく、「スクール版シンクシンク」として公教育の現場や学習塾にも導入されており、信頼性の高さが伺えます。
また、問題の種類が120種類以上も用意されているのもポイントです。立体図形やパズル、プログラミング的思考を育てる問題など、幅広いジャンルの問題が揃っています。特に思考力を伸ばすことに特化しているため、数学的な学力を効率的に高めたいと考えている方におすすめです。さらに、コースごとに学べる内容や問題量が異なるため、子どもの学力や学習ペースに合わせた柔軟な学びが可能です。
このように、シンクシンクは「遊び感覚で楽しく学べる」だけでなく、実際の学力向上にも効果的なアプリとして、多くの家庭や教育現場で選ばれています。
ワンダーボックスの教材内容と知育効果は?
「シンクシンクはIQや偏差値アップに効果があるとわかったけれど、それならワンダーボックスではどうなんだろう?」と気になる方もいるのではないでしょうか。
実は、ワンダーボックスのアプリ内にはシンクシンクの問題がたくさん含まれています。そのため、ワンダーボックスを使うだけでシンクシンクの内容をしっかりカバーできるんです。具体的には、シンクシンクのプレミアムコースがワンダーボックスの教材の中に組み込まれているような形になっています。
シンクシンクの魅力も楽しみながら、ワンダーボックスの他の豊富なコンテンツにも触れられるということですね!
ワンダーボックスのコンテンツの一つにシンクシンクが含まれているってことなのね!
ワンダーボックスでは、
・アプリだけで学ぶ
・キットだけで学ぶ
・アプリとキットを組み合わせて学ぶ
の3つの方法で学習できます。
例えば、アプリ単体ではタブレットを使ってゲーム感覚で思考力や問題解決力を鍛えます。
一方、キット単体では、実際に手を動かして折り紙やシール遊びなど、アナログな活動を通して学びます。
そして、「アプリ×キット」では、アプリとキットを連動させることで、デジタルとアナログの両方の良さを取り入れた学習が可能です。
それぞれの特徴を活かした学習スタイルが選べるので、子どもに合った方法で楽しく続けられるのが魅力です。
我が家の場合、子どもに付きっきりになれない時はアプリ、時間に余裕があり一緒に取り組める時はキット、という風に使い分けています。
ワンダーボックスは、アプリに加えて、ワークやキットが毎月郵送で届きます。(常時10以上の教材で構成。)
作品をアプリに投稿・共有したり、作った問題をアプリ内に取り込んでプレイする物もありますよ。
アナログとデジタルの融合で新しい学びが期待できますね。学習の内容は、プログラミング、アート、パズルなど、さまざまなテーマから自由に学ぶことが可能です。
お子さまの年齢に合わせたアプリ・キットが届き、教材は毎年新しくなるため、以前に送られた物が再び届くということはありません。
また、きょうだいで受講の場合、共通して使える教材は無駄な重複がはぶかれて届きます。そのため2人目以降の料金は毎月1,850円/人と、1人目の約半額くらいまで安くなります!
2人目からは約半額!
きょうだいで始めやすいね♪
上の子が始めると大体下の子もやりたがるよね。
まだ少し早いかな?と思っても始めやすい価格だったよ。
ワンダーボックスの「アプリ」
・ワンダーボックスに収録されている教材「シンクシンク」の他、プログラミングをはじめとした、デジタルの良さが生かされた教材が毎月10種類以上配信されています。リアルでは体験できないような理系センスや、思考力、創造体験が養われます。
・年中・年長さん向けの「ジュニアランド」→直感的なデザインで文字がなくても操作できる導入教材もあります。
タブレット操作がはじめてのお子様も使いやすい内容です。3歳の次女も可愛い映像とともに楽しく取り組めています。
こちらは「ジュニアランド」のファッションショー。
左下の絵と同じ格好になるようアイテムをチョイスするもので、3歳の娘は大好き!
さすが低年齢に向けて作られたコンテンツだなぁと感心してしまいました。
ワンダーボックスの「キット」
・ワークブック・トイ教材・カードトラベラーなどの3点セットが届きます。
無駄なものは届かない、厳選された教材が届きます!
これは他社の通信教材での話ですが、届いたものの中には割とすぐに飽きて使わなくなり、でも捨てるのも気が引ける…うーんでも今後も使わないだろうしなぁ。。。と思いながら、気づけば家に不要なものが増えるというモヤモヤの悪循環(笑)を経験済みなので、個人的には無駄のない嬉しいポイントです。
・ひも通し、シール遊び、折り紙など、考えながら手先を動かすアナログの楽しさも味わえます。
・ビックペーパーは、間違い探し、迷路、カーリングをモチーフとしたゲームなど、名前の通り大きな紙なので、家族みんなで楽しめますよ♪
ハロウィンモチーフの絵の中に隠されたハート、三角など形を探す遊び。
ビックペーパー(=大きい紙)というだけでもう楽しい子どもたち。床に広げたり、壁に貼って家族みんなで楽しんでいます♪
今月は何が届くかなと、ワクワクしている我が家です。
毎月届く教材は、思考力ワークブックと、1-2ヶ月ごとにテーマが変わる2つのトイ教材の3点セット。
・鏡の不思議
・モーターで動くロボット
・展開図
・ボードゲーム
・平面図系
・モールや紐で空間認識を鍛える
など、さまざまなカリキュラムが展開されています。
教材は単なる知識のインプットにとどまらず、実際に手を動かして試行錯誤する中で学びを深められる仕組みになっています。さらに、デジタルアプリと連動したコンテンツもあり、紙とデジタルの両方を活用しながら楽しく学べるのも大きな特徴です。
ワンダーボックスの「アプリ✖️キット」
・アプリとキットの融合…?どんなものか想像しにくいかもしれません。
例えば、自分が折り紙で作った作品を写真に撮り、アプリ内に登場させることができます。
これは指先や頭を使った従来の折り紙の楽しさを味わいながらも、デジタルの強みも生かせる、新しい学びですね!
折り紙の折り方は動画を見ながらですが、最初から最後まで順番に説明はありません。
ポイントで何箇所か(とても短い)動画があるだけなので、「どうやったらこの形に折れるかな?」とイメージをふくらませることができます。
そして出来た作品をアプリ内に残しておけるので達成感も得られます!
これは保護者側の意見ですが、たくさんあるとかさばって置き場所に困る作品たちを残しておかなくて良い、という利点もありますね。
・他の子がアップした作品を見ることができる。
→シェアされた作品を見ることで、新たな発見が得られたり、刺激をもらえ、自分も頑張るぞ!と、モチベーションのアップにもつながります。
国際協力機構・慶應義塾大学と、カンボジア似て、1,500名の小学生を対象に3ヶ月間の実証実験を実地。シンクシンクを毎日やったグループはそうでないグループと比べて、算数・IQの偏差値が6.0ポイント以上上昇したことが確認された。
WONDERBOX 引用
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こんなに違った!ワンダーボックスとシンクシンクの学習領域
シンクシンクとワンダーボックスは、教材の種類や学習ボリュームに大きな違いがあります。それは、学べる領域にも直結しているポイントです。
シンクシンクは数理的思考力に特化しており、STEAM教育の中でも「M」(数学・算数)を中心にカバーしています。一方、ワンダーボックスはSTEAM教育の全領域(Science、Technology、Engineering、Art、Mathematics)を横断的に学べる教材です。
Science(科学)
Technology(技術)
Engineering(工学)
Arts(芸術)
Mathematics(数学)→シンクシンク
STEAMとは、この五つの領域を重視した教育方針のことです。
つまり、この五つを網羅しているワンダーボックスの方が、幅広い領域(=STEAM)を学べるということになりますね。
STEAM教育は、アメリカでオバマ前大統領に演説で取り上げられたことでも有名です。
そこからSTEAM教育の概念が認知され、一気に広がっていきました。
アメリカだけでなく、現在はアジア新興国やヨーロッパでもSTEAM教育が推奨・導入されています。
日本でも、文部科学省が「思考の基盤となるSTEAM教育をすべての生徒に学ばせる必要がある」と提言するなど、プログラミング教育の必修化を筆頭に、導入が進められていきます。
WONDERBOX 引用
ワンダーボックスはSTEAM教育に基づいた教材です!
自宅でできるSTEAM教材って中々ないから嬉しい!
シンクシンクは、問題に対し、答えにたどり着くことが求められますが、ワンダーボックスは、答えのない問題にも向き合います。
自分の頭でイメージしたことを表現したり、オリジナルのプログラムを追求。プログラミングやアートなどの教材もあります。このような経験を通して、「感じて・考えて・表現する」力が育ちます。
学校の国語・算数といった教科学習とは全くベクトルの違う学びができるのが
ワンダーボックスだね!
【シンクシンクとワンダーボックス】それぞれのデメリットは?
シンクシンクのデメリット
・STEAM教育の中でいうところの M(=数理的思考)しか学べない。
ワンダーボックスに比べ学べる領域が狭い。
・制限時間があるため、物足りなく感じることも。
→我が家は月額300円のコースを2人で利用していましたが、物足りないと感じることもありました。
すぐに終わってしまうので、気づけば他のアプリゲームやYouTubeへと移行していることも。
・教材はアプリのみ。
キットやワークなど、手先を使いながら学ぶ教材がない。
ワンダーボックスのデメリット
・アプリ・キット、それぞれボリュームが多く、一ヶ月で全てをやり切ることは難しい。
→本来、子どもの「好き」や、「意欲」を優先させ、したいものを選びながら進めるものなので、数あるコンテンツを満遍なくする必要はありません。
・シンクシンクに比べ料金が高い。(12ヶ月一括払いを1日あたりで計算すると、約120円。2人目からは約60円)
ワンダーボックス|STEAM教育でどんなことを養える?
日本のSTEAM教育の現状とワンダーボックスの価値
現在、日本では「STEAM教育が遅れている」と言われており、特に自宅で気軽に取り組めるSTEAM教材は限られています。そのため、子どもたちの未来に向けてどのような準備をしてあげるべきか悩む家庭も多いのではないでしょうか。社会が急速に変化し、未来の仕事や求められるスキルが予測しづらい今だからこそ、親としてできることを模索することが重要になっています。
STEAM教育の意義とは?
STEAM教育は、Science(科学)、Technology(技術)、Engineering(工学)、Arts(芸術)、Mathematics(数学)の5つの分野を横断的に学び、これらを組み合わせた学びを通じて、以下のような力を養うことを目的としています。
- 論理的思考力
問題を整理し、筋道を立てて考える力。 - 創造力
新しいアイデアや視点を生み出す力。 - 課題解決力
困難や課題に対して効果的な解決策を見つけ出す力。
これらは、どの分野で将来活躍するにしても欠かせないスキルです。そのため、STEAM教育は子どもたちの未来の選択肢を広げる鍵になると期待されています。
自主性を引き出す学びが重要
従来の学びでは、与えられた問題を「やらされる」という受動的な学習スタイルが一般的でした。しかし、これからの時代に求められるのは、自ら問題を見つけ、自ら解決方法を探る「自主的な学び」です。
ワンダーボックスは、「STEAM教育のサブスク」とも呼ばれ、その特徴である「楽しみながら学ぶ」というスタイルで、この自主性を引き出す仕組みを備えています。
ワンダーボックスが提供する学びの楽しさ
ワンダーボックスの魅力は、アプリとリアル教材(キット)の組み合わせによって、子どもたちの好奇心をくすぐることです。例えば、折り紙や工作を楽しむアナログな体験を通じて、指先の器用さや創造力を養う一方で、その作品をアプリに取り込んでデジタルの学びにつなげることができます。このように、アナログとデジタルの両方の強みを活かした学習環境は、他にはないユニークなポイントです。
さらに、学びの中で「正解が一つではない」問題にも向き合うことができます。例えば、自分の考えたオリジナルプログラムを作ったり、アート作品を自由に表現したりと、子どもたちの個性やアイデアを活かす場面が豊富です。この経験を通して、子どもたちは「自分で考えたことが形になる」達成感を味わい、自信を深めていきます。
ワンダーボックスは未来への投資
ワンダーボックスを通じて得られる学びは、単なる知識の習得にとどまりません。子どもたちは、未来に必要なスキルや力を楽しみながら身につけることができます。「楽しいから続けられる」「自分でやりたいと思う」という自主性が育まれる点は、他の教材にはない大きなメリットです。
社会が求めるスキルが多様化し続ける今だからこそ、STEAM教育に触れることは、子どもたちにとって大きな財産となるでしょう。そして、それを手軽に家庭で実現できるのが、ワンダーボックスの魅力なのです。
ワンダーボックスで扱う力は、学校や幼稚園・保育園では扱わない(扱えない)場合が多いからこそ、ご家庭で良質な教材に触れ、素敵な体験をしてほしいという願いを込めて開発しています。
ワンダーボックス参照
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ワンダーボックスを3歳ではじめた体験談の記事や、ワンダーボックスをお試し体験してみた記事もありますので、ご参考ください。
その他、ワンダーボックスアプリのおすすめ端末についての記事、他のSTEAM教材を知りたい方は、 自宅でできるSTEAM教育の紹介記事をご参考にして下さい。