プログラミング教育HALLO(ハロー)は、年長・小学生・中学生を対象とした子ども向けプログラミング教室です。(通塾とオンライン両方あり)
HALLO(ハロー)ではタイピング練習などの基本スキル→日本語プロブロックでのビジュアルプログラミング→専門性の高いPythonと、段階的にレベルアップした学習が可能です。
本記事では、体験へ行ったチーちゃんのお母さんがプログラミング教育HALLOを紹介します!
以下、チーちゃん母の正直な口コミ、体験談です。
プログラミング教育HALLO(ハロー)の特徴
こんにちは。チーちゃん母です。
娘はもうすぐ小学生になるので、「プログラミングの習い事どうかな?」と思い、HALLOの無料体験へ行ってきました!
それでは、さっそく紹介していきたいと思います!
HALLO(ハロー)の運営元
HALLOの運営元は、株式会社YPスイッチです。(やる気スイッチグループと、人工知能の技術の研究開発で日本を代表するPreferred Netwoeksの合併会社)
やる気スイッチグループは、学習塾や英会話、幼児教室、学童保育などを展開している会社で、例えば幼児園のキッズデュオや個別学習塾のスクールIEなどがこれにあたります。
これらのやる気スイッチが運営している教室内で、HALLOが併設されている形態が多いです。
プログラミング教育HALLO(ハロー)の教材
引用元:プログラミング教育HALLO公式サイト
プログラミング教育HALLOの教材は、ゲーム感覚で進めていける「Playgram(プレイグラム)」というもの。
Playgramでは、日本語ブロックを使ったビジュアルプログラミングだけでなく、実際のコードを書く方法も学ます。
子どものプログラミング教室は、ビジュアルプログラミングをメインとしている教室が多い中、HALLO(ハロー)では環境は変わらないままコーディング(Python)学習に移行ができるんですよ。
Pythonは、エンジニアも使うプログラミング言語なので、より専門的なスキル・知識が身に付きます。
いきなりコードを書くようなことはせず、直感的に操作するところからスタート。プログラミングの概念から、徐々に専門スキルを身につけていけるということですね。
プレイグラムは初めてでも直感的に操作できて、プログラミングを段階的に学べるよう考えらた学習ソフトでした。
ゲーム感覚で少しずつレベルアップしながらスキルが身についていくのは良いですよね。
初心者向けのScratch(スクラッチ)で終了する教室もある中で、HALLO(ハロー)はより実践的なPython(パイソン)のスキルまで習得できるのが特徴なんですよ。
HALLO(ハロー)はどんな風に学習を進めていく?
週1回の教室レッスン
↓
毎日15分の自宅学習
↓
月に1回の発表時間
HALLO(ハロー)での学習媒体「Playgram(プレイグラム)」は、自宅でも学習できるので毎日少しずつプログラミングに触れられる環境です。
週に1回担当講師の方のレッスンを受け、進捗度を確認してもらいながら少しずつレベルを上げていきます。
月の最後のレッスンにはどんなことを頑張ったかなど取り組みをみんなの前で発表する時間がありますよ。
HALLO(ハロー)体験の様子【教室の説明】
実際行った教室はこんな感じでした!学習塾と併用だったのでお兄さん、お姉さん向けの雰囲気でしたよ。
今回のHALLO(ハロー)の体験授業は、個別学習塾のスクールIEもしている教室で行われました。
いつもここでプログラミングの授業が行われているようです。
体験に行った時間帯はまだ他の生徒さんがいなかったので、担当講師と私たち親子だけでした。
まずは担当講師の方からの説明がありました。
(この間チーちゃんは暇なので、用意していただいた塗り絵とペンで塗り絵やお絵描きをしていました。)
プログラミング教室HALLOで受けた説明と、疑問点
プログラミング教育HALLOで説明を受けた内容としては、
・個別学習塾と同じ教室内で授業をやる(教室により異なる。)
・受講できる曜日や時間帯(教室により異なる。)
・学習内容(カリキュラムの詳細)
・授業料
についてです。
パンフレットとともに詳細を説明いただき、疑問点なども気軽に質問できる雰囲気でした。
今回体験に行ったHALLOは個別学習塾と同じ教室内で授業をするということでした。
その点において、いくつか疑問に思ったことを質問してみました。
塾の授業と同じ時間帯で支障はありませんか?
塾とプログラミングは仕切り(パーテーション)で区切っていて別々の空間になっているので、気が散ってしまうということはないと思いますよ。
講師の方は塾とプログラミング両方を教えているんですか?
はい、両方を指導している人もいます。
ただ、プログラミングの講師は、HALLOのプログラミング研修を受けたものが指導しています。
この教室ではプログラミング授業は金曜だけですよね。
金曜日の講師は、塾講師の他にプログラミング専門の方がいますか?
はい、塾とプログラミングが同じ時間帯にある場合、「塾の講師」と「プログラミングの講師」はそれぞれ別にいますのでご安心ください!
「研修を受けた講師が担当してプログラミングを指導する」という点は納得しましたが、今回体験へ行ったところの講師の本職は「塾講師」だと思うので、レベルが上がってPythonのコードを書くというようなより実践的な内容になった時に、どこまで専門性のある指導がされるのか?という点は疑問に感じました。
HALLO(ハロー)体験の様子【実際にプログラミングをやってみた】
教室で用意してくださった専用タブレットでHALLOのプログラミングソフトPlaygram(プレイグラム)を体験しました。
入会後、家にタブレットがある場合は、そちらにプレイグラムのソフトを入れて授業を受けるようです。
家にない場合は教室のものをレンタルします。(別途レンタル料。)
タブレットを持ち帰り、自宅学習も可能です。家でも好きな時にできるのは良いですね!
まずはタブレットで色のついたブロックを移動・組み合わせるような作業をしました。(ビジュアルプログラミング)
プレイグラムはロールプレイング形式で進んでいき、次々とミッションをクリアしていきます。ゲームをしているような感覚で進んでいきましたよ。
プレイグラム3Dのビジュアルで、女の子、男の子、博士などのさまざまなキャラクターが登場します。
タブレットを渡されたチーちゃん。
ようやくできる!と、ワクワクしながら画面上のブロックを動かしていました。
内容としては
「画面にいるロボットを2マス前に進めてみよう」
「ロボットを回転させてみよう」
と文字入りのブロック同士を連結させたり、数字を入れるなどして、5つくらいのミッションを達成させました。
ミッションをクリアすると画面に「ステージクリア!」の文字が出ます。講師の方もやさしく褒めてくれるのでチーちゃんは嬉しそうにやっていましたよ。
HALLO(ハロー)の体験に行ってみた正直な口コミ・感想
今回チーちゃんとHALLOの体験へ行ってみて、まず個別の塾と同じ空間で学習するというところが意外でした。(パーテーションで区切られているので塾の生徒と関わることはありませんが。)
また、HALLOオリジナルのプログラミングソフト「プレイグラム」は、タイピングソフトとして有名なのでなんとなく知ってはいましたが、3Dの世界観が本当のロールプレイングゲームをしているような完成度の高いソフトだとわかりました。
チーちゃんはプログラミングは今回が初めて。
実際にソフトを体験し、講師の方に「できたね!」「すごいすごい!」とお褒めの言葉をもらいながら次々とステージをクリアしていったので、こんな風に楽しくプログラミングの概念が学べるのは良いなと思いました。
講師の方はやさしく、チーちゃんが考えているときは急かさずに待ってくれ、適宜必要なアドバイスをしてくれました。
また、HALLOの学習内容としては、ビジュアルプログラミングだけでなく、タイピングも学べ、自分でプログラミング言語を書くところまでいけるようなカリキュラムなので身につけば役に立つ内容だと思います。
今回は、塾講師も兼任されている方が担当してくださったのですが、例えば現役プログラマーや、前職がプログラマーをしていたなど、「プログラミングに特化している専門性の高い講師が良い」という方には正直不向きかなと思いました。
(どのくらいのレベルの研修かはわかりませんが)研修を受けた講師がプログラミング授業を担当するということで、プレイグラムの知識がある方からの授業が受けられる点では問題ないのかなとは思います。
プログラミング教育HALLOの料金
気になる料金の詳細もレポートします!
入会金:22,000円
月謝 (教材費・会員費含む) | |
50分間レッスン (小学生) | 月4回 15,040円 |
80分間レッスン (中学生) | 月4回 16,170円 |
入会金や月謝の他に、半期ごとに払う
・別途教材費(13,200円)←タブレットレンタル希望者のみ
・維持管理費(15,600円)
があります。
別途教材費は、自宅のタブレットを使用する場合発生しません。
※教室によって料金が異なる場合があります。
特に入会金は正直高いと思いました…。
ですが、キャンペーン期間は無料や割引になることもあるそうです。
せっかくならそういう時に入りたいですね。
HALLOの口コミや評判は?
講座開始前に校長先生が、息子の好きな大人のタイプを確認して下さり、息子の性格に合った方をコーチに就けていただいたようで、毎回楽しみに通っています。
引用元:https://coeteco.jp/brand/yaruki-switch/schools/4730150/enrolled_reviews/J7QT6VDRZG
料金は高いです。ただ、ETSという個人の能力を図るテストがあったり、(生まれて初めて娘の特性をグラフ化していただき、非常に為になりました)、先生の手厚いフォローがあったり(レッスン後にLINEで今日の娘の様子を毎回送っていただけます)することを考えると、妥当なのかなとも思います。
タブレットのレンタル代が高額なのに、家で他の遊びに使うことはできないようになっているので、そこも親の匙加減で調整できるようになるといいです。
引用元:https://coeteco.jp/brand/yaruki-switch/schools/4730002/enrolled_reviews/KJLKML6DEB
HALLOのデメリット・受講時の注意点
プログラミングの大会や検定がない
HALLOではプログラミングの大会や検定が開催されていないため、どのくらい成長したかの目安がつきにくいという点が挙げられます。
料金面
HALLOは
・入会金
・月謝
・半年ごとに払う費用
・自宅学習用のタブレット用意(借りる場合はレンタル料が高い)
など含め、「料金が高い」という印象です。
※入会金に関しては無料や割引になるキャンペーンもあるようなので、無料体験時に直接聞いてみるのが良いと思います。
講師に求めるレベル
HALLOは、塾や学童などの主体スクール事業に併設されている場合がほとんどです。
そこのプログラミングを教える講師は、塾なら塾講師、学童なら学童の先生を兼任しています。
プログラミング指導の研修を受けている人が担当しているようですが、もっと専門性のある人からの指導を受けたい場合は他の教室も検討されるのが良いでしょう。
教室名 | プログラミング教室HALLO (オンライン校あり) |
対象 | 年長・小学生・中学生 |
授業料 | 初期費用:22,000円 月謝:14,850円〜 |
授業数 | 50分/80分×月4回 |
HALLO詳細はこちら
HALLO(ハロー)のカリキュラムやシステムについて
進捗度が分かる学習管理システム
HALLOではLMSという学習管理システムがあります。
・家でどのくらい勉強をしたか
・どのくらい理解しているか
をリアルタイムで記録するツールです。
進捗度がデータとして「見える化」されるので、
・どこを復習すべきか
・どのくらい理解し進んでいるか
講師はこれを見ながら無駄なく学習を指導できます。
保護者面談や月1回の連絡
担当講師から、月に1回授業の様子が報告されるので、そこで疑問なことや相談をすることができます。
また、生徒と講師間の面談も月に1回あり、ここでは、目標設定や発表内容を決めます。
プレゼンテーション
HALLO(ハロー)ではプレゼン時間もあります。
自分がどんな取り組みをしたのか仲間に発表する時間は、プレゼンテーションを行うことで、子どもは自分の話を相手に理解してもらうために工夫し、相手の興味やニーズに合わせた伝え方を身につけます。
プログラミングだけでなく、プレゼン発表で自己表現力が磨かれるのは良いですね!
HALLO(ハロー)のオンラインコースについて
HALLOではオンラインで全国どこからでも授業が受けられます。
オンラインでも少人数制で無学年制
HALLO(ハロー)のオンラインは、講師1人に対して生徒が最大3名の少人数制です。
わからないところは質問しやすく、どんどん先に進めるので、個々のペースに合わせて学習できるというメリットがありますね。
オンラインでも通常授業と同じカリキュラム
タイピング練習をしてからプログラミング学習。と、通学型と変わらない内容で進めていきます。
生徒の操作画面はリアルタイムで講師に共有されるので、同じ空間にいなくても状況が理解できるようになっています。
オンタイムで講師と会話をしながら教室にいるのと同じように学習できるのは良いですね。
通うのが大変な場合はオンラインを
プログラミング教室HALLO(ハロー)は全国に約500教室ありますが、「家から遠い」「送迎が大変」という場合はオンライン教室も人気です。
決まった時間にタブレットを開き、講師とオンタイムでのレッスン受講が可能です。
オンラインでもプレゼン発表時間があるなど、教室にいるのと同じ授業が受けられます。
なぜ今子どもにプログラミングが必要?|HALLO
2020年から小学校でプログラミングが必修化された背景もあり、子どもの習い事として、プログラミングが人気になっていますね。
しかし、いざ小学校でプログラミング必修化がスタートしても、
・具体的に何をどのタイミングで実施するのか示されていない
・学習内容は時間は、自治体や学校に委ねられている
・独立した教科ではない
・プログラミングを専門ではない先生による指導
などの問題点があると言われています。
これは学校や指導する先生によって子どもの学習内容に大きな差が出てきてしまうということです。
プログラミング学習は、目標達成のために順序立てて考え行動し、最適な手段を選択する考え方(プログラミング的思考)を養う目的が一番にあります。
子どものうちからプログラミングをする目的は、コーディングを書くなどの専門スキルではなく、
・論理的思考力
・試行錯誤の力
・問題解決能力
・創造力
といった将来に役立つさまざまな力を磨くことが重要とされているのですよ。
〝プログラミング的思考とは「目標達成のために、具体的な行動を伴った最適な手段を選択する考え方」です。
物事には「目的」と、目的にたどり着くまでの「過程」が存在します。そのことを意識して行動できるかどうかは、社会を生き抜いていくうえで非常に重要なポイントとなります。〟
引用元:文部科学省「小学校段階におけるプログラミング教育の在り方について」
コーディングなどの専門スキルだけでなく、子どもがどの道に進んでも必要になる力を養うことができるのね。
教室名 | プログラミング教室HALLO (オンライン校あり) |
対象 | 年長・小学生・中学生 |
授業料 | 初期費用:22,000円 月謝:14,850円〜 |
授業数 | 50分/80分×月4回 |
HALLO詳細はこちら
プログラマーにするわけではない。けど、どうして子どもにプログラミングが必要?
それは、プログラミング的思考力(論理的思考力)を養うためです!
このスキルはどの教室でも身に付きますよ。
相性の良い教室を見つけるため、2つ以上は体験へ行ってみましょう
この他、子どもプログラミング教室10社以上を比較した記事もありますので、参考にしてみて下さいね。