「KOOVのロボットプログラミングって高いの?」
「KOOVの口コミや評判が気になる」
「KOOVアプリで何ができるのか知りたい」
ロボットプログラミング教材「KOOV」は、価格や口コミ、アプリの使いやすさなど、気になる点が多いですよね。
KOOVは、創造力と論理的思考力を育む教材で、価格やプランごとにできることが異なります。自宅学習に適したプログラムとアプリの詳細も確認が必要です。

この記事では、KOOVの料金プランや各プランでできること、実際の口コミ評判、さらにアプリの特徴まで詳しくご紹介します
KOOV®︎の特徴

1. カラフルなブロックと電子パーツで自由に創作できる
KOOVは、子どもが自分のアイデアを形にできる「創造性」を大切にしたロボット・プログラミング教材です。カラフルなブロックやセンサー・モーターなどの電子パーツを自由に組み合わせて、オリジナルロボットを作ることができます。
2. 初心者でも安心のビジュアルプログラミング
Scratchのような直感的な「ビジュアルプログラミング」を採用しており、文字でのコーディングが不要。マウス操作でブロックを組み合わせてプログラムを作れるため、プログラミングが初めての子どもでも楽しく学習を始められます。
3. 成長に応じたステップ式学習
KOOVには、基礎から応用まで段階的に学べるカリキュラムが組まれており、学年やレベルに合わせて無理なくスキルを伸ばしていけるのが特徴です。学習の進捗もアプリ上で一目で確認できます。
4. 自由制作やコンテストで表現力も育む
自由に作品を作ってオンライン上に公開したり、他のユーザーの作品を見て刺激を受けたりできる「じゆうせいさく」機能や、アイデアを競い合う「KOOVチャレンジ」といったコンテストも開催されています。
5. STEAM教育に対応
KOOVは、科学(Science)、技術(Technology)、工学(Engineering)、芸術(Art)、数学(Mathematics)を統合的に学べる「STEAM教育」に対応。単なるプログラミングだけでなく、幅広い教養と論理的思考力を育てることができます。
KOOV®︎(クーブ)の制作会社・運営元

KOOV®︎(クーブ)は、株式会社ソニー・グローバルエデュケーションが開発したロボット・プログラミング学習キットであり、Z会との連携により、より多様な学習スタイルが提供されています。
Z会は、KOOVを活用した通信教育講座「Z会プログラミング講座 みらい with ソニー・グローバルエデュケーション」を提供しています。この講座では、KOOVの教材とZ会オリジナルのテキスト「みらいワーク」を組み合わせ、プログラミングのスキルだけでなく、読解力やデータの読み取り、科学的・数学的な思考力といった新しい学力を総合的に育成することを目指しています。
このように、KOOVはソニー・グローバルエデュケーションが開発した教材であり、Z会との連携により、より多様な学習スタイルが提供されています。
KOOV®︎の価格一覧表

項目 | 内容 | 価格(税込) |
---|---|---|
教材キット(買い切り) | ||
エントリーキット | 初心者向けの基本キット | 約14,800円 |
ベーシックキット2 | センサー類も含み、 幅広い学習が可能 | 約24,800円 |
スターターキット | パーツ数が多く、 体系的に学べる構成 | 約40,568円 |
アドバンスキット | 全パーツ収録、 創造性を広げる上位モデル | 約64,800円 |
サブスク型学習サービス 「KOOVプラス」 | ||
バーチャルプラン | キット不要、 バーチャル空間での学習 | 月額1,500円 |
ベーシックプラン | ベーシックキット2 / アドバンスキット対応、標準学習 | 月額2,000円 |
プレミアムプラン | 上位プラン、 より高度な学習内容 | 月額2,500円 |
教室での学習例 | 個別指導AxisでのKOOV講座 (月2回、1回60分) | 月額9,960円 |
KOOV®︎のアプリについて

KOOVのアプリは、ロボットの組み立てからプログラミング、作品の共有までをサポートする学習プラットフォームです。パソコンやタブレットにインストールして使用し、子どもたちが直感的に操作できるよう設計されています。
主な機能
機能名 | 内容 |
---|---|
ロボットレシピ | あらかじめ用意されたロボットの 組み立て手順と動作プログラムを見ながら学習できる。 |
ビジュアルプログラミング | Scratchに似たブロック型インターフェースで、 初心者でも簡単にプログラムを作成可能。 |
自由制作モード | 自分でロボットを自由に設計・プログラミングし、 オリジナル作品として保存・発表できる。 |
作品共有・コンテスト | オンライン上で他のユーザーの作品を閲覧したり、 自分の作品を公開したりできる。定期的な大会も開催。 |
学習コース機能 | ゲーム感覚で進められるステップバイステップの カリキュラムを搭載。 |
対応端末・環境
項目 | 内容 |
---|---|
対応OS | Windows / macOS / iPadOS(iOS) / 一部Androidタブレット |
必要スペック | Bluetooth 4.0以上対応端末、 インターネット接続環境が必要 |
インストール方法 | 公式サイトからのダウンロード、 またはApp Store/Google Play経由 |
特徴
- 操作がシンプルで分かりやすい:子どもでも扱いやすいデザイン。
- 学びの可視化:進捗管理や実績バッジ機能もあり、モチベーションの維持に効果的。
- 家庭学習に最適:自宅でも教室に近い学習体験が可能。

アプリはKOOV学習の中核を担うツールであり、教材・キットと一体となって子どもの創造力・論理的思考力を伸ばします。
KOOV®︎の口コミ・評判


字が読めなくても、音声で読み上げてくれるので、音声を聞いて理解して、どんどん進めて、「できたー!」と叫んでいて。
親も横目で見ていましたが、ステップごとに徐々にレベルアップしていくのが取り組みやすいようで、子どもが自分で考えて、サクサク進め、楽しんでやっていました。
引用元:Z会プログラミング学習
KOOV®︎の学習内容
KOOVでは、ブロックを使ったロボット制作とビジュアルプログラミングを組み合わせて、子どもが楽しみながら論理的思考や創造力を身につけることができます。教材は段階的に設計されており、初心者でも無理なく学べる構成です。
主な学習モード
学習モード | 内容 |
---|---|
学習コース | 初級〜上級まで段階的に用意されたレッスン形式。ゲーム感覚で進められ、課題に取り組みながらプログラミングを習得。 |
ロボットレシピ | 完成イメージと手順が用意されており、ブロックを組み立ててすぐに動かす体験ができる。初めての子にもおすすめ。 |
じゆうせいさく | 自由な発想でロボットを設計・プログラミングできるモード。アイデア次第で多彩な作品が制作可能。作品はオンラインで公開もできる。 |
KOOVチャレンジ | 毎月のミニコンテストや、年1回の大会に応募可能。テーマに沿った創作活動で、学んだ知識を実践に活かせる。 |
学習のステップ
- 組み立て方を学ぶ
ブロックの接続やパーツの使い方を理解することで、ロボットの基本構造に慣れていきます。 - プログラミングの基本を習得
ブロック型の命令を使いながら、順次処理・繰り返し・条件分岐といった基本的な論理構造を学習します。 - 自分で設計・創作する
学んだ知識をもとに、オリジナルロボットや独自の動作をプログラムで実現できるようになります。 - 成果を発表・評価される
作品を他のユーザーと共有したり、コンテストに出場したりすることで、達成感や表現力も育まれます。
学べる力
- プログラミング的思考(論理性・構造理解)
- 創造力・空間認識力
- 問題解決能力・試行錯誤力
- 表現力・プレゼンテーション能力

KOOVは、プログラミングスキルだけでなく、未来を生き抜くための総合的な力を育てる学習教材です。
KOOV®︎の得意領域|身につく力とは?
KOOVは、単なるプログラミング学習にとどまらず、子どもの論理的思考力・創造力・表現力など、これからの時代に必要とされる総合的な力を育む教材です。STEAM教育(科学・技術・工学・芸術・数学)の要素が豊富に盛り込まれており、子どもの「考える力」を自然に引き出す構成となっています。
1. 論理的思考力・問題解決力
ブロック型プログラミングを通じて、「どうすれば思い通りに動くか?」を試行錯誤する中で、論理の組み立て方や原因と結果の関係を理解します。失敗と改善を繰り返すことで、問題に直面した際の対応力も養われます。
2. 創造力・空間認識力
自由に組み立てるロボット制作では、形や動きの工夫を通じて創造性を最大限に発揮できます。また、3次元のブロック構造を組むことで、空間認識力や構造的な思考も育まれます。
3. 表現力・プレゼンテーション力
完成した作品をアプリ内で公開したり、コンテストに応募することで、自分のアイデアを他人に伝える経験ができます。作品に込めた想いや工夫を表現する力は、将来の発表・説明スキルにもつながります。
4. 自主性・探究心
自由制作やコンテストへの参加など、自分の意思で学習を進める仕組みが整っており、自発的に学ぶ姿勢や好奇心を引き出します。

KOOVは、プログラミングの技術だけでなく、「考え抜く力」や「創り出す力」をバランスよく育てられる、未来型の学習教材です。
KOOVをおすすめできる人・おすすめできない人

KOOVは、楽しくロボットを組み立てながらプログラミングを学べる、子ども向けの本格的な学習教材です。ただし、家庭の環境や子どもの性格・興味によって向き不向きがあります。ここでは、KOOVをおすすめできる人とそうでない人の特徴を整理しました。
おすすめできる人
- プログラミングやものづくりが好きな小学生
- ブロック遊びが好きな子や、自分で動くものを作ることに興味がある子にぴったりです。
- 自宅での学習を充実させたい家庭
- アプリを活用して一人でも学習を進められる仕組みがあるため、通塾せずに学ばせたいご家庭にも最適です。
- 長期的にプログラミング力を伸ばしたい方
- 基礎から応用、自由制作やコンテストまで段階的に学べるので、飽きずに継続できます。
- 将来的にSTEAM分野に関心を持ってほしいと考える保護者
- 科学・技術・工学・芸術・数学の知識を横断的に育てられる点は、21世紀型スキルの育成にも役立ちます。
おすすめできない人
- 初期費用をできるだけ抑えたい家庭
- キット代が約15,000円〜65,000円、さらにアプリの利用には月額課金がかかるため、コストが気になる場合は注意が必要です。
- 自宅にパソコンやタブレットがない家庭
- アプリの操作やプログラミングにはデジタルデバイスが必須です。機器の準備が難しい家庭では活用が難しくなります。
- 保護者のサポートが難しいご家庭(特に低学年)
- 初期段階では操作説明や学習の見守りが必要になるため、特に低学年の子どもにはある程度の付き添いが求められます。
KOOVの注意点

KOOVは、創造力と論理的思考力を育む優れた学習教材ですが、利用前に確認しておきたい注意点もいくつかあります。
1. パソコンまたはタブレットが必須
KOOVのプログラミングや学習コンテンツの利用には、アプリのインストールが必要です。したがって、**インターネット環境と対応デバイス(Windows/Mac/iPad/一部Androidタブレットなど)**が自宅にない場合、学習ができません。機器のスペックやOSバージョンによっては非対応の可能性もあるため、購入前に公式サイトで確認しましょう。
2. 親のサポートが必要な場面もある
特に小学校低学年の子どもが使用する場合、ブロックの組み立てやアプリの操作、理解の補助などで保護者のサポートが必要になることがあります。完全に子ども一人で学習を完結させるのは難しいケースもあるため、ある程度の関わりが求められます。
3. 交流機会が少なめ
KOOVは主に自宅学習用の教材として設計されており、他の子どもと一緒に学ぶ機会は多くありません。全国規模のコンテストやオンラインで作品共有は可能ですが、リアルタイムなコミュニケーションや共同作業はあまり重視されていません。協調性や対話を重視した学びを希望する場合は、別の教材や教室と組み合わせるのもよいでしょう。
KOOVのサポート体制
KOOVは子どもでも安心して使えるよう、保護者や学習者向けのサポート体制も整えられています。
1. 公式ヘルプセンターの提供
KOOVの公式サイトには、操作方法・学習の進め方・トラブルシューティングなどをまとめた**「ヘルプセンター」**が用意されています。検索機能やカテゴリ別のQ&Aが充実しており、困ったときに自力で解決しやすい構造です。
- よくある質問(FAQ)
- 利用環境や対応機器に関する情報
- アプリのインストールや不具合対応ガイド など
2. 電話・メールでの問い合わせ対応
サポート窓口として、電話・お問い合わせフォームの両方が利用できます。特に機器の不具合や注文に関する相談など、個別対応が必要なケースには心強い体制です。
- 電話番号:03-5719-3326(平日10:00〜17:00 ※要確認)
- お問い合わせフォーム:公式サイトに設置
3. アカウント管理や契約情報の確認も可能
学習プラン(KOOVプラス)の利用者向けには、マイページから契約状況の確認やプラン変更、支払い情報の管理が可能です。サブスクリプションの継続や解約手続きもWeb上で完結できるため、保護者の負担が軽減されています。
KOOV(クーブ)のまとめ
KOOVは、カラフルなブロックとプログラミングを組み合わせて学べる、ソニー・グローバルエデュケーション開発のロボット・プログラミング学習キットです。ビジュアルプログラミングで直感的に操作でき、論理的思考力や創造力を楽しみながら育てることができます。
月額1,500円からのサブスクリプション型学習プラン「KOOVプラス」では、パソコンやタブレットがあれば自宅でも本格的に学習可能。オンライン上で他の子どもの作品を見ることもでき、刺激を受けながら長期的に続けられるのが特長です。
一方で、初期費用が高めであり、学習には端末や親のサポートが必要な点もあります。しっかり比較・検討したうえで、ものづくりやプログラミングに興味のある子どもには非常におすすめの教材といえるでしょう。
なぜ今子どもにSTEAM教育が必要か|KOOV®︎


そもそもSTEAM教育って?
STEAMとは、Science(化学)・Technology(技術)・Engineering(工学)・Arts(アート)・Mathematics(算数・数学)の5つの英単語の頭文字を組み合わせた造語です。
この5つの領域を横断的に学ぶものがSTEAM教育ですが、子どもたちにどんな効果が期待できるのでしょうか。
今後ますます発展するAI社会ですが、20年後には職業の半分がロボットに奪われてしまうとも言われていて、これまでのように知識を詰め込み、暗記をしてテストの点数を取ることだけでは豊かに生きてはいけないというのが何となく想像がつきますよね。
STEAM教育では、「課題を自ら見つけ解決する力」が必要とされ、「知る」だけでなく、「活用」したり「創る」ことが重要視されます。
問題解決に必要な情報を選んで・拾って・整理し(情報活用能力)、さらには解決策を形にするための論理的思力、創造力、表現力が必要と言われています。
また、STEAM教育は、子どもの「楽しい」という気持ちをベースに進めていくことも大切にします。モチベーションや集中力もアップにも繋がるんですよ。
興味のないものを自ら調べたり作ろうとは思わないですもんね…。

やらされている勉強よりも、
自発的な学習の方が、より深い学びに繋がるのね!

STEAM教育は、思考力や創造性を伸ばし、
新たな価値を生み出す力も身に付くんです!
〝プログラミング的思考とは「目標達成のために、具体的な行動を伴った最適な手段を選択する考え方」です。
物事には「目的」と、目的にたどり着くまでの「過程」が存在します。そのことを意識して行動できるかどうかは、社会を生き抜いていくうえで非常に重要なポイントとなります。〟
引用元:文部科学省「小学校段階におけるプログラミング教育の在り方について」
お家でできるSTEAM教育の紹介記事もあわせて読んでみてくださいね。
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