福岡市に2校ある「miraito(ミライト)」は、小・中学生を対象とした子ども向けのプログラミング教室です。
システム開発会社「アイテレス」が運営しており、授業は、個々に学習を進めていく寺子屋形式。
子どもの理解度に合わせた指導をしています。
【miraitoの教室】
ミライト天神校
ミライト福岡別府校
本記事では、ミライトの評判・料金・デメリットなどを
解説します!
ミライトの料金(入会金・月謝)
料金表
入会金:なし
振替授業:可
1回の授業時間:60分
scratch コース | 月1回:4,000円 月2回:7,000円 月4回:10,000円 |
WEB コース | 月1回:5,000円 月2回:8,500円 月4回:14,000円 |
Unity コース | 月2回:9,000円 月4回:16,000円 |
現在Unityコースは、福岡別府校のみとなっています。
*全て税込表記です。
*教室によりコースや料金が異なる場合がございます。詳細は各教室へお問い合わせください。
例えばscratchコースだと、1回あたりの授業料で計算すると
月1回受講:1回あたり4,000円
月2回受講:1回あたり3,500円
月3回受講:1回あたり3,333円
と、月の受講回数が多くなるにつれ、コスパは良くなります。
ミライトのコスパはどう?他社と比較してみました。
例として、Scratch月2回コースを他社と比較しています。
ミライト Scratch月2回コース | QUREO (キュレオ) | |
受講時間 | 60分(月2回) | 60分(月4回) |
入会金 | なし | 0円〜 |
月謝 | 7,000円 | 9,900円 |
1時間当たりの 受講単価 | @3,500円 | @2,475円 |
比較する教室によって受講時間や回数が異なるため、1時間あたりの受講料に換算し比べてみました。
比較してみても、授業料は平均的だと思います!
ミライトの口コミ・評判
〝約6年間ここでいくつかのコースを受講しました。私はここのおかげでプログラミングへ興味を持つことができました。今も工業高校への進学を果たした後、将来のゲームクリエイターの夢を追いかけています。〟
引用元:GoogleMap
〝息子がスクラッチによるキッズプログラミング教室に通いました。講師はコロコロ変わる、スタッフはまともに会話できず質問に答えられない、事務局への問い合わせもまともに帰って来ない、メールによる案内も複数異なるものが届いて混乱する、教室自体は一通り終わりましたがしっかり教えてもらったのかどうなのか、今更ですが後悔しています。〟
引用元:GoogleMap
〝息子が昨年の体験教室を受け「どうしてもやりたい!」ということで入校させていただきました。私に似て飽きっぽい性格ですので、長続きしないだろうなぁと思っていましたが、日を追うごとにプログラミングへの興味が湧いてきたようでお小遣いで本を買うまでにのめり込んでくれました。
教室に友達もできたようで、授業のある日を楽しみにしています。教室から帰ると私に「今日は先生にこんなことを習ったよ!ママにも教えてあげるね」とイキイキする姿に成長を感じています。何気なく参加した体験入学がキッカケで子どもの可能性を広げられてよかったです。〟
ミライトの特徴
ビジュアルプログラミングからスタート
大体の子どもたちは、ビジュアルプログラミングである「scratch(スクラッチ)」から始めます。
いきなり難しいコードを書くことはせず、色のついたブロックを移動・組み合わせて直感的に操作のしやすい作りとなっています。
検定やコンテストへの取り組み
ミライトでは、ジュニア・プログラミング検定試験に挑戦します。
級ごとに定められたブロックの動き、特徴を理解しているか、自分の表現したい内容をプログラミングで形にし、それを文章で説明できるかも評価する内容となっています。
その他、「ITキッズコンテスト」「イロハミング杯」など、プログラミングコンテストにも積極的に応募・参加していて、聴衆の前で作品を共有する楽しさを体験しています。
ミライトのデメリット・受講時の注意点
目的のコースがあるか確認が必要
ミライトはミライト天神校とミライト福岡別府校の2教室がありますが、Unityコースは天神校では行っていないので、注意が必要です。
その他、ロボットプログラミングコースがないため、ロボットを組み立てそれを動かしたい!という場合、他の教室を検討されるのが良いと思います。
授業時間は1コマ60分
他のプログラミング教室では1コマの授業時間が90分、120分など長いところもある中で、ミライトはどのコースも1コマ60分のため、特に高学年や中学生は「もっとやりたかった」と、物足りなく感じるケースも予測できます。
ミライトの各コース詳細!
Scratchコース
対象:小学1〜6年生
授業時間:60分
授業回数:月1回、月2回、月4回
scratchは、ビジュアルプログラミング言語なので、視覚的な分かりやすさが特徴です。
例えば、「10歩動かす」「こんにちは!と言う」といった動作のブロックや「○回繰り返す」といった繰り返しブロック、「もし○○なら〜」といった条件分岐ブロックを組み合わせてプログラミングを行います。
難しいコードを書き込むようなことをせず、基本的な概念を学べるつくりとなっています。
WEBコース
対象:小学5〜中学3年生
授業時間:60分
授業回数:月1回、月2回、月4回
動きのあるホームページ制作をしながらプログラミングスキルを身につけるコースです。
学習するプログラミング言語は、Webサイトを構築する代表的な
・HTML
・CSS
・JavaScript
の3つです。
scratchよりも一歩進み、より実用的なスキルの習得ができます。
Unityコース
対象:小学5〜中学3年生
授業時間:60分
授業回数:月2回、月4回
Unityコースでは3Dゲームを開発します。
画面が英語ばかりのため、最初は抵抗がある人もいますが、操作を覚えてしまえば簡単な3Dゲームを作ることができます。
プログラミング言語は「C♯」を使用します。
ミライト|なぜ今子どもにプログラミングが必要?
子どものうちからプログラミングって本当に必要?
小学校で2020年からプログラミングが必修科となりましたが、いざ始まってみると、
・具体的に何をどのタイミングで実施するのか示されていない
・学習内容は時間は、自治体や学校に委ねられている
・独立した教科ではない
・プログラミングを専門ではない先生による指導
などの問題点が見えてきます。
これは学校や指導する先生によって子どもの学習内容に大きな差が出てきてしまうということです。
プログラミング学習は、目標達成のために順序立てて考え行動し、最適な手段を選択する考え方(プログラミング的思考)を養う目的があります。
プログラミングのスキルだけが目的ではなく、思考力・試行錯誤の力・問題解決能力といったさまざまな力を磨くことが重要とされているのです!
プログラミング言語の暗記やタイピングの速さが目的ではないんだね!
英語同様、プログラミングも10年後には誰もが学ぶ必須スキルになると予測できるため、より専門的に学べるプログラミング教室へ通うことは、将来の子どもの未来にとって価値がある事と言えるでしょう。
〝プログラミング的思考とは「目標達成のために、具体的な行動を伴った最適な手段を選択する考え方」です。
物事には「目的」と、目的にたどり着くまでの「過程」が存在します。そのことを意識して行動できるかどうかは、社会を生き抜いていくうえで非常に重要なポイントとなります。〟
引用元:文部科学省「小学校段階におけるプログラミング教育の在り方について」
2025年から大学入試共通テストにも
プログラミングを含む情報の科目が新設されるんですよ。
プログラミングは今後ますます人気の習い事になりそうですね。
子どもプログラミング教室10社以上を比較した記事や、安くておすすめの教室3選を紹介した記事もありますので、参考にしてみて下さいね。