最近よく耳にする「STEAM教育(スティーム教育)」という言葉。
新しい教育だからこそ、興味はあるけどその実態がよくわからない!STEAMってどういう意味?など、疑問に持たれている方も多いですよね。
これからの子どもたちに必要な学びとして、何から始めたら良いのか?と気になる方もいらっしゃると思います。
本記事は、STEAM教育に興味がある方や
STEAM教材を探している方に参考となる内容です。
IQアップ効果あり
STEAM教育とは?教育理念など簡単に解説
STEAM教育ってどんなことが学べるの?
STEAM教育って何?どんな事を学ぶの?
STEAM教育とは、科学やアート、数学といった5つの分野を横断的に学ぶもので、アメリカ発祥の新しい教育理念です。学校の勉強を予習・復習するようなものではなく、思考力や創造性を引き出し、地頭を育てます。
Science(科学)
Technology(技術)
Engineering(工学)
Art(芸術)
Mathematics(数学)
この五つの単語の頭文字を組み合わせSTEAM教育(スティーム教育)と呼びます。
STEAM教育は、アメリカでオバマ前大統領に演説で取り上げられたことでも有名です。そこからSTEAM教育の概念が認知され、一気に広がっていきました。アメリカだけでなく、現在はアジア新興国やヨーロッパでもSTEAM教育が推奨・導入されています。
STEAM教育は「理数系教育+アート教育」とも表現され、新時代の学びとして注目されています!
近年では日本でも、文部科学省が「思考の基盤となるSTEAM教育を全ての生徒に学ばせる必要がある」と提言しているんですよ。
STEAM教育の効果は?どんな力が身に付く?
「人工知能」、「ドローン」、「ロボット」、「自動運転」などの単語から分かるよう、サイエンスやテクノロジーに囲まれて生活している現代。子どもたちの将来を考えたときに、あらゆる仕事がサイエンスやテクノロジーと関わっていくことは想像がつきます。
これからの時代は、正解のない問題にも向き合う力や、新たな発想が必要とされます。しかしそれだけではなく、新しい課題を発見したり、課題解決能力のある人材が求められ、さらにはアート的思考や、デザイン的発想というものが必要とされるのです。
STEAM教育では、思考力・創造性・課題解決力など、これからのAI時代に必要とされる力を身につけるという目的もあります。
なんだか難しそうに思われるかもしれませんが、要はいかに子どもの知的好奇心や自発性を引き出せるか(=子どもが自発的に楽しんで取り組める)なんですよ。
2020年に改定された新学習指導要領とプログラミング
全国の学校で子どもたちは何を学ぶのか?それを決めているのが学習指導要領です。子どもたちの教科書や時間割は、これを基に作られています。
変わりゆく時代に対応したものが2020年に改訂され、
・何を学ぶか?
・どのように学ぶか?
・何ができるようになるか?
と、子どもたちの生きるチカラが重要視されました。
今回改定された学習指導要領では、変わりゆく時代に対応し、子どもたち自身が生きたいという道を切り開いていけるよう考えられた内容です。
その方針に基づき、2020年から小学校でプログラミングが必須化となりました!プログラミングもSTEAM教育として、注目されているんですよ。
プログラミングはゲームを作ったり、ロボットを動かしたり、思考力を働かせるのはもちろん、クリエイティブな要素も詰まっています!
プログラミングの教室を知りたい方は、人気のプログラミング教室を比較・まとめた記事へどうぞ。
安いプログラミング教室3選の記事はこちらです。
自宅でやるSTEAM教育ならワンダーボックス
まずは自宅からが始めやすい!STEAM教育の通信教材!
ワンダーボックス
お家で論理的思考力をつけるならワンダーボックスが人気です。
特に幼児・小学校低学年などの小さなお子様には、ご自宅で取り組めるものをおすすめします。我が家の娘2人(3歳・小1)も使っていて大好きな教材です。
「WONDERBOX(ワンダーボックス)」
教材内容 | ・アプリ ・知育キット ・ワーク問題 |
学習内容 | プログランミング・サイエンス・アートな STEAM教育をカバーする内容 |
料金 | 月額3,700円〜 きょうだいは1人追加ごとに1,850/月 (学年が上がっても料金はそのまま) |
対象年齢 | 4〜10歳 |
偏差値アップの効果あり!楽しみながら学べるSTEAM教材!
対象年齢は4歳からとなっていますが、我が家の次女は3歳から始めています。正直まだ難しいかな?と感じるものもありますが、ひも通しなど手先を使う知育キットに関しては、むしろ3歳から始めて良かったと思える内容でした。
アプリとキットを融合させることも!
上の写真は「ペーパービンゴ」というコンテンツ。
お題に沿って折り紙を折っていき、できた作品を撮影→アプリ内に登場させることができます。
作品がアプリ上でタテ・ヨコ・ナナメのいづれかで並ぶとビンゴになるような嬉しい仕掛けも!
折り紙に苦手意識があった娘が今では折り紙好きに!
家でも色んな作品にチャレンジするようになりました!
こちらは「そっくりさがし」というコンテンツ。
一見異なる2つの写真の共通点をたくさん見つけよう!というものです。
キーワードや音声入力で回答します。
設定されているボーナスワードを当てると、高得点がもらえます。
考えて考えて絞り出し、苦し紛れに回答したものでも全て肯定的に受け取ってくれるので、知的好奇心や意欲の向上にも繋がり、楽しく続けられることができます。
何か回答すれば得点がもらえるので、親子で頭をフル回転させています。(笑)
以上のようにワンダーボックス内の数あるSTEAM教材の中のほんの一部をご紹介しましたが 、
キット・アプリ、そしてキット×アプリという形でさまざまな学びができる教材ということはお分かりいただけたかと思います。
そして、ワンダーボックス は学力や意欲アップの効果が実証されています!
カンボジアで、小学生1〜4年生までの学年をランダムにシンクシンク を受けるクラスと受けないクラスにわけてみると、3ヶ月後にはシンクシンク を利用した子どもたちの算数の偏差値は5.6から6.7も上昇していました。これは、近年世界で行われた IT教材を用いた他の研究よりも大きな効果です。また、性別や親の学歴などによる効果の偏りもなく、調査群全体の学力の底上げにつながっていることも素晴らしい点です。
WONDERBOX引用
これからのAIやグローバル化の時代、学校の教科学習だけで良いのかと不安になりますよね。
我が家でSTEAM教育を取り入れられないだろうか?と調べ、行き着いたのがワンダーボックスでした。
この教材のすごいところは、子ども自身は遊び感覚でやっているのに、実はしっかりと学びに繋がっているという点です。
ワンダーボックス は学校で習うような算数・国語などのいわゆる教科学習ではなく、ベクトルが全く異なっているからこそ、家庭の中で続けていきたい教材だなと感じています。
ワンダーボックス は地頭を育ててくれるのね!
うちの子ふたりは、3歳と6歳からスタート。
なんでも吸収するこの時期に出会えてよかった教材です!!
ワンダーボックス