2020年4月からサービスが開始した『Wonder box(ワンダーボックス)』。
以前は体験版アプリに加え、パンフレット・ワークブック・トイ教材の無料体験ができたのですが、2021年10月からは体験版アプリ、ワークブックのみの体験となりました。
我が家はきょうだい2人分(小1と3歳)をお試ししました!
本記事は、ワンダーボックスアプリのお試し内容を知りたい方に参考となる内容です。
また、お試し体験の出来ないキット教材って一体どんな内容?と、気になる方にも役立つ記事となっています♪
これからの時代に必須な力!
AI時代に強い通信教育?ワンダーボックスってどんなもの?
ワンダーボックスは、STEAM教育という新領域の学習で、学校の勉強をカバーする教材ではありません。
主に、思考力や創造力など地頭を育てる効果があります。
ワンダーボックスは子どもの知的好奇心や自発性を引き出すような工夫がされていて、「やらされる」のではなく、自らが「やりたい」と思えるような、面白く、奥深い作りとなっているんですよね。
アプリ内のコンテンツは毎月更新され、全10種類のSTEAM分野の教材で作られています。
\ワンダーボックスはこんな教材/
料金 | 月額3,700円〜 きょうだいは1人追加ごとに1,850円/月 (学年が上がっても料金はそのまま) |
教材内容 | 分野は、プログラミング・アート・パズル・図形などさまざま。 年齢に合ったアプリと、キットが自宅に届く。 (常時10以上の教材で構成。) |
1日の利用時間 | アプリの時間制限はなし。(1日の利用時間は1分単位で設定可能) |
対象年齢 | 4〜10歳 |
ちなみに、対象年齢は4歳からとなっていますが、我が家の次女は3歳からゆるーく始めています。
3歳から始めて良かった!!と思えるポイントも後に書いていますので読んでみて下さい。
ワンダーボックスに収録されている教材「シンクシンク」を用いた実証実験では、算数やIQの偏差値に大きな効果があることが分かりました。意欲や思考力に働きかけることが、結果として学力にも大きな影響を与えることが分かります。
引用元:ワンダーボックス
国際協力機構・慶應義塾大学と、カンボジアにて1,500名の小学生を対象に3ヶ月間の実証実験を実施。シンクシンクを毎日やったグループは、そうでないグループと比べて、算数・IQの偏差値が6.0ポイント以上上昇したことが確認された。
偏差値アップは嬉しい!
【写真付き】ワンダーボックスのお試し内容を解説・レビュー!
我が家は4歳からの体験版と、6歳からの体験版をお試し体験しました。
ワンダーボックスはアプリ・ワークブック・トイ教材から構成されています。紙の教材で作った作品をアプリ内に登場させるなど、デジタルとアナログの融合もワンダーボックスならではの魅力ですが、体験版はアプリのみになります。
※体験版の内容は更新されたり、新たなアプリも登場するため、体験できる内容は時期によって変更があります。
トイ教材もお試し体験したかったな
という方も多いはず。後の章でトイ教材の写真付き解説文もあるので読んでみてくださいね。
体験版アプリは、申し込みをしたお子様の年齢に合ったものが提供されます。
今回はきょうだい2人分(小1と3歳)をお試しした中の、3つをご紹介します。
ワンダーボックスの推奨端末や動作環境を知りたい方はこちらの記事が参考になります。
バベロンプラス「カチッとメダル」(全学年共通)
こちらはパズル・図形などの思考力問題に挑戦していき、バベロンの塔を完成させよう!というコンセプトで、思考力の他にも論理性や空間認識力などが学べます。
上の写真は3歳の娘が行っていますが、難しくなると「一緒にやろう」とお誘いがきます。
そんな時は「どこに動かしたら良いかな?」「ここはどう?」と少し誘導しながら進めます。
大人でも少し考えてしまうようなレベルのものもあり、何度も試行錯誤をしながら挑戦していきます。
「カチッとメダル」メダルを動かすときの音や同じマークのメダルに重ねられた時に鳴る音にも、楽しく反応しながらやっていましたよ♪
「そっくりさがし」(小学生体験版)
一見異なる2つの絵ですが、想像力を膨らませて多くの共通点を見つけよう!というものです。
キーボードや音声入力で共通点を答えます。
こちらは6歳の長女がやりました!設定されているボーナスワードを当てると、高得点をもらえます。
何か回答すれば得点がもらえるので、頭をフル回転!いくつか回答を終えた後に「お母さん、どこが同じだと思う!?」と聞かれた時には私も必死で共通点を探しましたよ。大人でも結構考えます。
物事を抽象的に捉えることは、思わぬ発想力生み出すのじゃ。
「コードアドベンチャー」(年中さん・年長さん体験版)
プログラミング思考の基礎を身につけることができる教材です。未就学児に、もうプログラミング!? と思いましたが、3歳の娘でも簡単なレベルであれば、行える内容となっていました。
スタート時はどうなれば正解なのか、どのボタンを押せば良いのかわかっていませんでしたが、一緒に進めていくと短時間で要領を得ていましたよ。
問題はとても易しいものからスタートし、徐々にレベルアップするので、始めから問題についていけない!ということはないです。頭の中で、どの方向の矢印を押せば思うように動いてくれるかを考え、試行錯誤しながら進めていきます。
未就学児向けということもあり文字での説明はなく、直感で理解できるような作りとなっているのが良かったです。
我が家は、親子で知識ゼロでしたが、今は何となくプログラミングの感覚・考え方が掴めましたよ!
ワンダーボックスのアプリをお試し!お申し込み方法を解説!
ワンダーボックスの体験版アプリはスマホやパソコンから簡単に申し込めます。
- 手順1ワンダーボックス公式サイトへアクセスする。
メールアドレスと体験するお子さまの学年を入力。
登録したアドレスにパスコードが記載されたメールが届く。 - 手順2ワンダーボックスのアプリをインストールする。
タブレット(またはスマートフォン)でインストール。
iPhone・iPad、Android端末、Amazon端末に対応しています。
複数の端末での利用も可。 - 手順3メールに記載された4桁のパスコードを入力
アプリを開くと右下にある【体験版はこちら】から入り、
メールに記載されたパスコードを入力すれば完了です。
以上の3ステップで簡単にアプリのお試しができます♪
アプリのお試し期間は7日間です。
気になる方は、ワンダーボックス公式サイトから簡単に申し込みできます。
ワンダーボックスのアプリをお試ししてみた感想
今回2人分のアプリをお試ししてみて感じたことは、学校のお勉強とは違い、子どもが「やらされている感」が全くなかったことです。
小1の娘は、7日間のお試しだとわかると、「これずっとやりたいから入って!」とお願いされるほどの食いつきでした。(笑)→後に受講しましたが、2人とも楽しく続けています!
ワンダーボックスは学校で習うような算数・国語などの、いわゆる教科学習ではないからこそ、家庭の中で続けていきたい教材だなと感じました。
アプリだけでもお試ししたい!子どもの反応を見てみたい!という方には、まずワンダーボックス体験版アプリをするのがオススメです。
我が家はお試し後、入会しました!
2人もゆるーく、楽しく続けていますよ。
コンテンツが豊富で、新たな教材も増えるので、このまま飽きずに続けられそうです。
これからの時代に必須な力!
お試し請求不可のキット教材を写真付きで解説!
最後に、キット教材についてお話しします。以前までは体験版があったキット教材。
気軽に受講できる料金ではないからこそ、お試ししたかったな〜。という方も多いはず!
今回はトイ教材・ワークそれぞれの中身について解説・レビューします♪
キット教材には「ワークブック」と「トイ教材」と「ペーパーコンテンツ」が入っています。こちらも写真付きで説明していきますね。
※トイ教材のテーマは2〜3ヶ月ごとに変わっていきます。
ワークブック「ハテニャンのパズルノート」(学年別)
ハテニャンのパズルノートでは、パズルや迷路問題などがそれぞれレベル別で出題されます。
毎月異なるテーマの思考力問題ができるワークブックです。
最初の方はスムーズにこなしていた娘(小1)も難易度が上がると手を止めてしまいました。
難しい問題も、知的好奇心で「やってみよう!」と自発的に取り組めるのは、さすが考え抜いて作られた教材だなと感心します。(普段の算数問題ではそうなりません…。)
ワンダーボックスは、論理的思考力(プログラミング的思考力)にも効果があり、仮説を立てたり、試行錯誤をし論理的に考える、そういった経験を積むことができます。
また、問題作り(作問)も行うことができます。アプリと連動させ、作った問題をハテニャンに「おてがみ」として送り、そのお返事が届くのです!
作問は、問題の重要な部分を深く理解できるようになったり、出題の意図を汲む力が鍛えられるんだよ!
与えられた問題を解くだけでは得られない学びができるのね!
トイ教材「ペーパーラボ」ペーパービンゴ(全学年共通)
ペーパーラボは紙という教材を使って遊び尽くす経験ができるトイ教材です。今回はその中の「ペーパビンゴ」を解説します。
一見ただの折り紙…?と思うかもしれませんが、写真をヒントに考察して折ってみるのがペーパービンゴ。折り方のヒントは動画でも用意されていますが、最初から最後まで順番に説明はありません。
ポイントで何箇所か(とても短い)動画があるだけなので、「どうやったらこの形に折れるかな?」とイメージをふくらませます。
手先が器用とは言えず、折り紙が苦手な娘。幼稚園時代には担任の先生からも折り紙が苦手だとお墨付きをもらったほどです。(汗)
しかしこのペーパービンゴには興味津々で、実際にどう折っていこうか、目を閉じ、ぶつぶつ言いながら頭の中で折り紙をイメージしながら進めていました。
普段の折り紙では絶対に見られない様子。
なんだか感動してしまいました。。。
出来た作品をアプリに取り込み、動かすことができたり、作品がアプリ上でタテ・ヨコ・ナナメのいづれかで並ぶとビンゴになるような仕掛けもあります。
最終的には「自分で作りたいものを自由に作れるようになる楽しさ」が味わえる!
苦手を「好き」に変えてくれたのは嬉しい収穫でした
トイ教材「ひもニンジャ道場」(学年別)
こちらは、学年で教材の内容が異なるため、小学生用と幼児用に分けてそれぞれ解説します!
ひもニンジャ道場の中でも遊びの種類が分かれていますが、今回はその中の「ひもアドベンチャー」をご紹介します。
〈幼児向け〉ひもニンジャ道場「ひもアドベンチャー」
幼児向けのひもアドベンチャーは、25個の穴があいたボードにひもを通して遊びつくすというもの!
冊子に記載されている手順でボードにひもを通し、線を作ったり、曲がり角のある形を作ったり。最終的には自分が思い描く形を見本なしに作れるようになれます。
ひも通しで
・手先の器用さ
・空間認識力
・集中力
・思い通りの形にするまで試行錯誤をする諦めない力
を鍛えられると感じました。
3歳の娘はまだ自由自在に形を作ることはできませんが、とても夢中でやっていて、その集中力にも驚きました!
ひも通しはなんとなく良い知育玩具なのだろうなとは思っていたけど、
この機会がないと体験しなかったかもしれない。
〈小学生向け〉ひもニンジャ道場「ひもアドベンチャー」
こちらは、ひもを穴に通したり、カードにまきつけていくと、文字が現れる仕組みで、子どもは大喜び!
先が気になり、どんどん進めていました。実際に手を動かしながら謎解きをしていくわくわく感は、貴重な体験ですよね。
巻く、通す、つなぐ(縫いとめる)というひもの特性を活かした学びができます。
ひもとカードでこれだけの遊びのバリエーションがあるのかと、関心!
指先の器用さを鍛えられるだけでなく、試行錯誤したり、考える力もつきます。
アプリの「ひもニンジャ道場」チャンネルと連携させて、幅広く楽しめることができますよ。
キット教材の大まかな内容は、おわかり頂けたでしょうか?
キット教材は毎月3つの教材が届き、種類が豊富なので、今月は何が届くかな?というわくわく感もありますね。アプリと紙の融合で学ぶことができるのもワンダーボックスの魅力のひとつです!
ワンダーボックス|なぜSTEAM教育が注目されている?
こどもたちの未来を想像した時、
「ロボットに仕事を奪われてしまうのでは?」
「AIに使われる側になってしまう?」
「どんな仕事が残っているだろう?」
という心配や、従来の学習法だけではいけないとなんとなく感じているご家庭も多いと思います。
ワンダーボックスは新時代の「STEAM教育」を学習できる教材です。
STEAMは何かというと、
Science(科学) Technology(技術) Engineering(工学) Arts(芸術) Mathematics(数学)
これら5つの英単語の頭文字を組み合わせた造語です。
STEAM教育は、これら5つの分野を横断的に学んでいくもので、子どもの地頭を育てます。
これからの情報社会に必要なのは、
新しい価値やサービスを生み出す力と聞いたけど、、、?
これからはプログラミングやデータ解析などの知識も必要じゃが、新しい課題を発見したり、問題を解決できる能力のある人材が求められるということじゃ。
さらには「アート的発想」や「デザイン的発想」というものが必要になってくるのじゃよ。
人工知能が、与えられた目的の中での処理を行っている一方で、人間は、感性を豊かに働かせながら、どのような未来を創っていくのか、どのように社会や人生をよりよいものにしていくのかという目的を自ら考え出すことができる。
引用元:文部科学省「小学校段階におけるプログラミング教育の在り方について」
STEAM教育は、思考力・創造力・問題解決能力など、将来役立つ力を養います!
これからの時代に必須な力!
また、先取り受講をお考えの方は、3歳娘が先取り受講した感想・口コミの詳細が別記事にあります。そちらも読んでみて下さいね。
その他、シンクシンクとワンダーボックスの違いを書いている記事も気になる方はご覧になってみて下さい。
\こちらも人気記事/